ランキングページを作ると、コンバージョンがあがるって本当ですか?
「ぴゅあらば」「シティヘブンネット」ポータルサイトには必ずといっていいほど、ランキング機能がついています。
ランキングには「人が持っているから自分も欲しい」「人気だから安心」と思わせる、ワンドワゴン効果があります。
つまり、迷っている人を後押すことで、制約につながりやすくするわけです。
一方で、ランキングページにはどんなことを書けばいいのか。
こんな要望をもらったので、ランキングページを作ってみました!
普段はWEB制作会社を経営しており、ワードプレステーマ「OIKAZE+」の制作者です。100店舗の制作に携わってきました。
この経験をベースに、ランキングページにはなにが必要なのか、どんなテイストがベストなのか、このあたりを中心に深堀していきます。
実際に作ったサイトをお見せするので、これから制作する方もイメージしやすいと思いますので、ぜひ参考ください!
ランキングページ例

まずはサイトをみていきます。

枠は1位〜3位まで。比較できるように、横に一列に並んでいます。
クリックすると、キャスト詳細ページに移動するようになっています。

ランキングページの役割

以下です。
- 新規客への安心感の演出
- 選択肢のを少なくする演出
- リピ客への新たな出会いの演出
大きく3つあります。深堀してみていきますね。
常に不安を感じている

ユーザは常に迷っています。
というのも、
・顔がわからない
・スタイルがわからない
・性格がわからない
風俗店のキャストはすべて特定できないように、モザイクがかかっています。このため、キャストの見極めが困難です。なので、どのキャストが当たりなのか、知りたいと思っています。
そこでランキングです。
ランキングは他人も利用しているから失敗しない。大丈夫という安心感を与えます。つまり、迷っている人対して、後押ししてくれるのがランキングなのです。
新たな出会いの演出

リピ客にも効果的です。
風俗の利用頻度は月平均1回。
一方で、リピート率は20%といわれています。
つまり、ほとんどの人が風俗は利用するものの、キャストは定期的に変えてることがわかります。ちなみに、変える理由は明確にありそれは「飽き」です。
このとき、新しい出会いを探している状態です。そこでランキングページです。
お店が好印象であることは前提ですが、
例えば、前回1位を選んだから、2位の子を呼んでみようかなとなるので、結果、店舗内のリピート率があがります。
選択肢を少なくする演出

人は選択肢が多いと迷います。
その点ランキングは効果的。

数を絞っておけば、その中から選べばいいので、ストレスなく選んでもらえます。
※余談:なお傾向として…
予約する人の多くは、当日予約です。なので、迷っている時間がなかったりします。今呼べるなかで、人気が高いキャストを選ぶのがセオリーです
ランキング作成でやっていけないこと

ランキング = 信用です。
- ランキングを不正におこなう
- ランキングの基準が曖昧
- 更新頻度が著しく低い
なので、店舗側が不正に順位を変えるのはNGです。
ユーザはこういうのに敏感ですので、誠実な対応を心がけてください。
なお、ただランキングと書くのではなく、
本指名ランキング
どういう基準で選ばれたのかを書いておくと、信憑性があがります。

ポイント制にして、視覚的にわかりやすくする方法もあります

補足:カテゴリ別に分けるとGood
例えば、
・お客様が隠しておきたい超人気娘
・会った人だけが知っている。高リピート率娘
・激レア!即完売必至!お早目のご予約を!
・お薦め新人ランキング
・安心サービスランキング
人気キャストに集中しないように、カテゴリを分けてあげましょう。
実装方法

手順は以下です。
- 個人ページを用意する
- ランキング枠を用意する
- 画像を差し込んでいく
固定ページ – 新規追加 をクリックして、「+ボタン」よりフルワイドを選択します。

見出し名を「本指名ランキング」入力して、「+ボタン」からカラムを追加します。

見出し、画像、キャスト名、スリーサイズ、キャッチフレーズを作ったら、以下のように複製していきます。
画像の差し替えは画像をクリック、置換よりメディアライブラリーを開くを選択します。

任意のキャスト画像を選び、選択ボタンをクリックします。

順位、キャスト情報を調整して、終了です。

背景画像を変更したい場合は、右カラムのメディア選択をクリックして、画像を変更してください。

完了すると、以下のようなデザインになります。

なお、ビジネスプランに加入すると、デフォルトで上記ページが使えるようになります。
その他にも、便利な機能が用意していますので、詳しくはこちらから。
最後に
ランキング機能は、風俗サイトには必須ではありません。
とはいえ、これがあるとユーザの後押しになり、コンバージョンアップにつながります。
なお、今回ご紹介したランキングページは当テーマで実装されている機能です。
詳しい設定方法などは以下に載せていますので、ぜひご活用ください。